羽織丈・コート丈を簡単に決める方法
羽織やコートなどの身丈を決める方法
羽織丈やコート丈を決めるのにお悩みになられてる方が多いと聞きます。
ここ最近の羽織を見ていますと昔に比べて長い丈の羽織やコートにされる方が多く見られます
ただ長くするのではなく、着る方の身長や地色の濃さ生地質など、着物との取り合わせや、色の分量など全体のバランスの良い着こなしが出来るかを考慮して決めていきます。
ある程度の目安
6分丈羽織の場合・・・・着丈×0.65 =で膝よりすこし上ぐらいになります。昔はこれが基本の長さになっていたといわれています。近年だと少し短めになります。
7分丈 羽織の場合・・・着丈×0.7=で膝の中心かもしくはその上あたりに裾がきます。少し長めの羽織丈になります。
8分丈羽織の場合・・・着丈×0.8=で着物の後裾から20~25センチ上がった 位置に羽織の裾がきて、近年はやりの長い着丈となります。
標準の羽織とされている身丈の場合:2尺3寸(約70cm)~2尺6寸(約80cm)ぐらいまでさまざまです。
色柄、生地の質感によって変えてもよいかと思います。
このような事を考えるのが仕立をオーダーする時の楽しみですよね。