着物クリーニング(着物丸洗い)
当社のこだわり 着物丸洗い
仕立て上がりのまま着物を丸洗いいたします。
低価格ながらも、丸洗い前の「下洗い」を丁寧に施し、より美しく仕上げることを大切にしています。
下洗いとは?
手洗いで 衿・袖・裾など特に汚れやすい部分を入念に洗う工程 です。
これにより、ファンデーション汚れや油性の汚れ をしっかり落とすことができます。
通常、下洗いをせずに行う洗浄も「丸洗い」と呼ばれますが、下洗いの有無で仕上がりの美しさに大きな差が出ます。
当社のこだわり
1️⃣ 1枚1枚丁寧に手作業で下洗い
2️⃣ 着物専門の職人が細部までチェック
3️⃣ 帯・襦袢・羽織なども丸洗い可能!

大切なお着物を長持ちさせるために、ぜひ専門家にお任せください。
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※ただし、汗の染みや水染み、変色した染みなどは入念な下洗いをさせていただいても残りますのでご了承ください。
こちらは、ご希望により別作業のしみ抜き見積りを出させていただいております。
しみ抜き
シミは時間が経つほど落ちにくくなり、タンスの中で保管中に湿気を帯びて酸化することで、さらに落としづらくなります。
当社では、本場京都で修行を積んだプロの技術で、大切なお着物を蘇らせます。
あきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください!
シミ抜きをご希望の方へ
「染み抜き希望」と記載のうえ、メールにてご連絡ください。無料でお見積もりいたします。
シミ抜き料金について
よくお問い合わせをいただく**「お見積もり価格」**について、目安は以下の通りです。
シミの程度 | 料金(税込) |
---|---|
軽いシミ(丸洗いで落ちない程度) | 700円〜 |
着用困難なほどのシミ(特殊加工含む) | 上限 30,000円 |
衿・両掛け衿の変色直し(色掛け作業) | 1,800円~6,000円程度 |
上記は参考価格です。実際には点検後正確な金額をお見積り金額をお伝えいたします。
※お見積もり後、お客様の了承を得てから作業を進めます。ご同意なしに進めることは一切ございませんのでご安心ください。
黄変がひどく黄変抜きできない場合は、金彩加工や柄足しをして蘇らせる方法も承っております。
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洗い張り
1. 洗い張りの流れ
洗い張りは、まず着物を解き、反物に戻した状態で着物の生地を丁寧に水洗いします。洗いの際には、色落ちや縮みを防ぐために、特殊な洗剤や方法を使用します。
2. 洗い張りのメリット
- 生地のリフレッシュ: 着物の汚れやしみを取り除き、生地が新たに生まれ変わったように感じることができます。
- 色合いが鮮やかになる: 洗うことで、着物の色が本来の鮮やかさを取り戻すことが多いです。
- 虫食いの予防: 着物に長期間保存された場合に発生しやすい虫食いなども予防できます。
3. 洗い張りを行う際の注意点
- 素材に応じた方法: 着物の素材(絹、綿、ウールなど)により、洗い張りの方法を変える必要があります。特に絹の着物はデリケートなため、細心の注意を払って行います。
4. 洗い張りを行うタイミング
- 着用後のメンテナンス: 着物を頻繁に着用する場合、定期的に洗い張りを行うことで、長期間美しい状態を保つことができます。
- 古くなった着物のリフレッシュ: 長い間保管していた着物のリフレッシュや、他人から譲り受けた着物の再生にも適しています。
5. 洗い張り後
洗い張り後、着物は再度ご着用されるには別途仕立てが必要です。
着物は新品同様に蘇ります。
洗い張りをすることで、穴や生地の縮みをなくし、緩んだ生地に張りと光沢を取り戻す ことができます。
絹物は水洗いするたびに生き返り、本来の美しさを取り戻す最高の素材です。
水染みが多い場合や、譲り受けた着物の寸法を変える場合など、仕立て直しをする際にも、洗い張りを行います。
特に、汗などの水性汚れに効果的で、雨シミなどに有効です。
洗い張りは、解いた生地をつなぎ合わせ、反物の状態にして水洗いする伝統的な方法です。
昔はクリーニング(丸洗い)がなかったため、多くの人が洗い張りをして縫い直し、長く着物を大切に着まわしていました。
大切なお着物を、ぜひ当店の洗い張りでよみがえらせてください!
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撥水ガード加工
撥水加工とは、生地に撥水性をもたせる加工です。
大切なお着物を汚れ・シミ・水分から守り、雨や泥、不意な汚れが付きにくくなります。

当店では、「ニューパワーガード」 を使用しています。
強力な撥水効果に加え、防菌・防カビ・防臭効果にも優れています。
さらに、黄変を防ぐ効果もあり、大切なお着物を長く美しく保つことができます。
ぜひ、この優れた撥水加工をお試しください。
お仕立て・寸法直し・ほつれ直し
当店では、30年以上のキャリアを持つ国家検定技能士の資格を持つ、専属のベテラン和裁士が仕立てを担当します。
お客様からは、当社の仕立て上がり品について
「見た目は他の着物と同じなのに、なぜか着心地が良い!」と嬉しいお声をいただいております。
ミシン(ハイテクミシンなど)で縫製された着物は、縫い直しができない場合があります。
大切なお着物は、伝統技術を受け継いだ当店の和裁士にお任せください。
また、部分的なほつれ直し(500円~) や 八掛の裾の擦り切れ直し、
全体をほどかずに胴裏や八掛だけを取り替える 「胴裏取替え」「八掛交換」 も承ります。
※ほつれ直しは程度により、お見積もりいたします。
※擦り切れ直しは、裾を内側に折り込み、縫い直す方法です。お気軽にご相談ください!

紋入れ・紋入れ替え
古くなって黄ばんだ紋を美しく直す。譲られたお着物の紋替えをする、おしゃれ紋を入れる・・・様々な紋入れを承っております。
1つ紋
背中心にひとつ。色無地の着物、訪問着など(略)礼装として幅広く活躍します。
3つ紋
袖に2つ増えます。色留袖と訪問着に準礼装となります。
5つ紋
最も格式のある着物です。
日本の第一礼装である 黒留袖と喪服に。

抜き紋
留袖や喪服のように、石持ち(こくもち)のあるお着物への紋入れ、または色留袖や色無地、訪問着など、色を抜いて描く紋です。
染め抜き紋とも呼ばれ、最も格式の高い紋入れ方法とされています
縫い紋
縫い紋とは、家紋を糸で縫い上げる(刺繍する)技法です。
正式な家紋ではありませんが、おしゃれな紋として人気があります。
縫い紋の技法
縫い紋は、紋の種類によってステッチの方法が異なります。
一般的に、以下の2つの技法が用いられます。
🔹 まつい縫い:細い一本線のように縫う方法(芥子縫いより目立ちます)
🔹 芥子縫い:点々を連ねて縫う方法
共色(生地と同じ色)・共濃(濃いめの色)・共薄(薄めの色)の糸で仕上げるご希望が最も多いです。
また、紋をはっきり際立たせたい場合は、白・金・銀などのコントラストの強い色がおすすめです。
より上質な仕上がりを求める方へ
「菅繍い」という技法では、緯糸(よこいと)に沿って糸を置き、細糸で留めることで、上質感のある刺繍紋に仕上がります。
お好みに合わせた縫い紋をお選びいただけますので、お気軽にご相談ください。
かけつぎ
生地にできた穴、虫喰い、何かに引っかかって破れしまった箇所を元に戻す加工を「かけつぎ」または、「かけはぎ」といいます。
機械で直すことは困難ですので専門の職人よる技術で目立たないようにいたします。
小さい穴の場合生地を寄せて目立たなくする場合や大きな穴の場合共布などで裏からあて布をして目立たなくする場合もあります。
【共布がない場合は、目立たないところ(袖底など)から切り取り使用します】
かけつぎ後、さらに目立たなくするために、その箇所や周りに柄足しや金加工を併用することも可能です。
お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。